「健康」「医療」「工学」をキーワードに
人間に関わるさまざまな情報を処理する技術を学ぶ
基本的な情報処理技能を基盤として、ヒトの身体から得られるさまざまな情報を、工学的視点から適切かつ効率的に扱うための知識とスキルを身につけた人材を育成します。身体から得られる情報は、医療分野における機器の開発や情報の管理だけではなく、アスリートにとっての最適なトレーニング方法の発見や家庭や企業における健康増進のための企画など現代社会では非常に重要な意味を持つものです。また、身体情報は、人々の生活全般を豊かにするデバイスの開発などにもつながるものであり、高齢化社会におけるQOL(Quality of Life)の維持・向上に大きく貢献します。本学系では、こうした身体情報のスポーツ・健康への応用を目指す「身体情報分野」と医療での応用を目指す「医療情報分野」の2分野を柱として、実験やプロジェクト形式の授業など実践的な学びを提供します。将来は、病院などの医療機関をはじめ、医療機器・スポーツ関連の各種メーカーや情報関連企業での活躍が期待されます。