オリンピックや国内外の大会、プロで活躍する人材から
スポーツ指導者、救急救命士を育成。
スポーツの発展と振興の一翼を担う。
体育学部では、体育の指導者をはじめ、オリンピックや国際大会、プロで活躍する優れた人材を多く輩出してきました。また、現在進行する高齢化社会や高まる健康志向を背景に、スポーツの果たす役割はますます大きくなってきました。この社会のニーズに応えるため、2000年に武道学科、スポーツ医科学科の2学科を新設、2008年にこどもスポーツ教育学科を新設しました。武道学科では心の荒廃を深める現代に真の武道精神を持つ指導者を、スポーツ医科学科では高度な救急医療技術を持つ人材を育成することを、こどもスポーツ教育学科ではスポーツによる健やかな心身の育成など、バランスのとれた「知育・徳育・体育」による人間形成を担う小学校教員を養成することを目指しています。
体育学部が創設以来一貫して目指しているのは「心・技・体」のバランスが取れ、「公正な精神」を身につけた人材の育成です。
スポーツと医学や健康を総合的に結び付けてとらえることのできる、生涯にわたるスポーツ指導者を緑豊かで広大なキャンパスで育成しています。
スポーツの実践、研究を通して
「心・技・体」のバランスのとれた人材を育成します。
文武両道の伝統を受け継ぎ、スポーツとスポーツ理論を、最新の施設と設備を使って研究・実践します。それらを究めることで、優れたスポーツ指導者と世界の第一線で活躍する競技者を養成します。
体力の維持・向上という面だけでなく、スポーツは健康促進という面でもますます注目されています。それに対応し、スポーツ医学や健康科学、人間工学などの分野も科学的に研究します。また、語学や情報処理の科目も学ぶことで、国際化と情報化を進めるこれからの時代にも対応します。
武道の研究・実習を通して、
豊かな武道精神や高い倫理性を習得します。
「武道のこころ」は豊かな精神性と高い倫理性にあります。その基本となる「型」の修練を重ねつつ、武道の技術と競技力の向上をはかり、現代社会に対応した指導力を養います。また武道の指導を通じて地域社会に貢献する人材を育成。海外での親善試合や研修への参加を通して国際社会に貢献するスポーツリーダー像も模索します。スポーツ医科学に裏付けられた最先端のトレーニングシステムについても学びます。
救急救命士になるための諸知識、諸技術を実践的に学びます。
本学科は4年制大学として日本で初めての救急救命士の国家試験受験資格を取得できる学科です。救急患者を病院に搬送するまでの医療行為の充実が急務とされる日本の現実に対応。救急救命士の国家試験受験資格を取得できる医学理論、救急医学について学びます。また救急面だけでなく、高齢者や幼児、身体障害者への対応、国内外の災害救助に関する正しい知識や技術を、実践的に学びます。
身体だけでなく、心の教育、人間性の育成にも貢献できる指導者を育てる。
身体だけでなく、心の教育に果たすスポーツの役割を重視し、仲間や相手を尊重し、励まし合い、協力し、共通のルールの下で競い合う体験を通じて公正な態度を養うなど、こどもを対象としたスポーツ指導・人間形成面の指導を行える教育者を養成します。