法的思考力(リーガルマインド)を身につけた
各界のリーダーとなりうる人材を育成します。
法学部は1966年開設以来、法律学科1学科の体制でしたが、2001年より法学部のあり方を革新する現代ビジネス法学科を新設し、2学科体制になりました。これまで、東西の文化を調和・融合させた独創的な法学教育を目指していましたが、2学科体制によって、国際化、情報化、少子・高齢化という社会の変化の中で法律学が直面している問題、すなわち、環境・ビジネス・雇用・消費者・男女平等・少年犯罪などにも配慮した幅広い法学教育をより綿密に行うことが可能となりました。
また、各種資格試験や公務員試験等の受験のニーズにも対応する指導も一層充実させています。さらに、実践的な法律の学びを提供するため「コース制」を導入するとともに、少人数教育を重視し、教員との身近な双方向授業を実施するゼミを1年次から4年次まで必修にしています。
法の精神を学び、法的思考力を身につけます。
「法」…それは人間社会の基盤となる共通ルール。例えば電車の切符を買うことも、鉄道会社と乗客が契約を交わすことで成り立っている法的行為です。法律を学ぶことは社会や人間に対する理解を深めること。そしてさらに大切なことは、法的な考え方と倫理観、すなわちリーガルマインドを身につけること。とくに本学科では、問題を論理的な筋道を立てて考え、バランスの取れた的確な結論を探り出す能力を身につけます。世の中の新しい問題の発生に対応して、法律にも新しい動きが生じています。そんな動きにも柔軟に対応できる問題解決能力を、法を学ぶことによって養います。
ビジネスと生活に生きる法を実践的に学びます。
ビジネスに関連した法(会社法や金融商品取引法など)、知的財産に関連する法(特許権や著作権など)、国際取引や情報に関連した法、生活に関連した法(環境法や消費者法など)を中心に学びます。
現代ビジネス法学科では、実践的で実用的な法の理解と活用ができる社会人を育成します。
とくに、本学科では、知的財産権、企業のリスク・マネジメント、環境・消費者問題、情報、国際取引等に関連する、現代社会の最先端のカリキュラムを用意していることが特色です。新しい時代の新しい法の知識とその活用ができる人材を育成します。